七人の鬼ごっこ レビュー
こんにちは。
今日は5時に起きて、9時から11時まで早めのお昼寝をしましたモンスターです。
ちょっと古めの本
『七人の鬼ごっこ』を読んでみました。
〜あらすじ〜
一人の男の「命の電話」への相談から始まる。
それは奇妙なゲームで、旧友七人に毎日連続で電話が繋がれば生きて、1日でも電話に出てもらえないと自殺するというものだった。
自殺相談センターの役員は翌日心配して訪問すると、そこには血痕のあとはあるものの、本人の姿はなし。
そして、なぜか翌日から旧友が毎日不審な死を遂げていく。
死ぬ前には子供の声で「だれまさんが殺した」と不気味な電話がやってくる。
これは呪いなのか、殺人なのか。
友人の死で居ても立っても居られない一人の男が独自で調査を進めると、無理矢理忘れようとした過去の記憶が戻ってくる。
はたてし真相究明することはできるのか!?
〜感想〜 ★★★☆☆
面白かったですね。
カテゴリはホラーミステリーという枠組みで初めて読んでみましたが、圧倒的にミステリーよりだと感じました。
最後にはちゃんとロジックを持って解決してくれるのでスッキリ感が強いです。
まぁ一部謎に包まれた部分を残して終わりますが、別に気になったり、恐怖を覚えるようなことではないので気になりません。
★が3つの理由は犯人がわかりやすく、動機やヒントがわかりやすかったので、「やられた〜」ではなく「やっぱりね!」の感じでしたね。
あとは登場人物のバックヤードが薄かったので、感情移入する前に死んでいき、ショックがすくなったです。
唯一、息子の目の前で殺された母親だけはえぐくて、焦燥感を感じたかな。
ただ、全体としてスッキリ読みやすく、話の展開が1歩ずつ進んでくれるのであっという間に読み終えてしまいました。
久々に小説を読みましたが、やっぱり楽しいですね。
・自分のペースで読めること。
・自分の世界観でイメージできること。
・翌日早く読みたいとワクワクしていられること。
ビジネス書も知識が増えて気持ちいいけど、こういう娯楽の本もたまに読み進めてみよ。
そうだな、各月でビジネス書と小説を交互に読んでみようと思います。